仏・パリ警視庁本部での職員刺殺はテロ事件
10月 06, 2019 21:14 Asia/Tokyo
フランス・パリのテロ対策検事が、「最近パリ警視庁本部で発生した職員刺殺事件は、事前に計画されたものでテロ行為と見られる」としました。
フランスの公共ラジオ、フランスアンフォが6日日曜、報じたところによりますと、フランスの対テロ検察のジャンフランソワ・リカール氏は記者会見で、パリ警視庁本部で最近発生した刺殺事件の容疑者の性質や犯行動機に関して、「捜査の結果、容疑者と複数の過激派の人物との関連性が明らかになった」と述べています。
また、「容疑者は、過激派的な見解を持っている可能性がある」としました。
リカール検事によれば、容疑者は10年間にわたり過激派に傾倒しており、2015年に発生したフランスの風刺雑誌「シャルリエブド」のビル攻撃事件を支持していたということです。
さらに、「容疑者の妻は、現在拘束中だ」と語りました。
およそ20年間にわたりパリ警視庁職員だったミカエル・アルポン容疑者(45)は、今月3日、パリ警視庁内にて刃物で職員4人を刺殺し、自身も警察により射殺されました。
アルポン容疑者は、2003年以降はパリ警視庁のIT職員として勤務していました。
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