WHO、「ウガンダでの死亡の約1割は自殺が原因」
10月 14, 2019 20:27 Asia/Tokyo
WHO世界保健機関が、ウガンダでの全死亡者の約1割が自殺によるものとする報告を発表しました。
ウガンダの国営日刊英字紙ニュービジョンは14日月曜、WHOの報告を掲載し、世界中で毎年80万人が自殺で死亡しており、ウガンダでは全死亡件数の10%が自殺と報告されていると伝えました。
ウガンダのカンパラにあるWHO付属精神疾患患者センターのデリック・キザ事務局長は、「多くのアフリカ諸国ではエイズが死亡原因の筆頭にあるが、ウガンダではこの数字は6.2%に留まる。死亡率が最も高くなっているのは貧困層の自殺によるものだ」と語っています。
また、「ウガンダの多くの人々は自殺がタブーとされていることから、家族の死因を公表しない。自殺の多くは遠隔地や秘密の場所で行われ記録に残らないため、同国の9.9%という自殺率も正確ではない。実際の数値はこの値よりかなり高くなる」と話しています。
WHOの発表によりますと、世界の自殺率は2010年~2016年に9.8%減少していましたが、米大陸では逆に増加しています。
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