ボリビア大統領選挙、現職モラレス大統領の勝利が確定

10月 26, 2019 20:06 Asia/Tokyo

ボリビア最高選挙裁判所が25日金曜夜、現職モラレス大統領の再選が確定したと発表しました。

ファールス通信によりますと、ボリビア大統領選挙は今月20日に投票が行われました。

ボリビア最高選挙委員会は25日金曜、「現職のモラレス大統領が47.08％以上の得票率で当選した」と発表しました。

なお、モラレス氏の最大のライバルであるメサ元大統領の得票率は36.51％でした。

ボリビアの法規によれば、大統領選に勝つためには、すべての候補者は少なくとも有効票全体の50％、または２番手の候補との得票率の差が10％以上の場合は、少なくとも40％の得票数を獲得する必要があります。

ここ数日、ボリビアでは今回の選挙結果の速報に対する抗議の声が散見されていました。

西側寄りのメサ氏と支持者らは、モラレス氏が開票に不正を行ったとして非難していました。

モラレス氏の反植民地主義、反帝国主義を掲げる政策や同氏が米国による地域へのアプローチを批判していることから、ボリビアは南米の他の左翼的国家同様、米国から陰に陽に圧力を受けています。

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