国際人権団体HRWが、サウジアラビアでの反体制派の弾圧に懸念表明
11月 05, 2019 19:12 Asia/Tokyo
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国際人権団体HRW
国際人権団体ヒューマンライツウォッチ(HRW)が、「2017年6月以来、サウジアラビアでは反体制派数十人が身柄を拘束されており、彼らの一部は拷問を受けている」としました。
IRIB通信によりますと、ヒューマンライツウォッチは4日月曜、報告の中で、サウジアラビアでの反体制派の大規模な逮捕を非難し、「こうした逮捕拘束の傾向は、サウジアラビアでムハンマド皇太子が政権を掌握したこの2年間で拍車がかかっている」と表明しています。
また、「サウジアラビアでは、2017年9月10日から現在までに、エリートや反体制派、民間活動家、詩人、経済専門家、大学関係者ら250人近くが、国内外が反対する中、逮捕されている」としました。
ヒューマンライツウォッチはさらに、昨年トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア領事館内で発生した、同国の反体制派ジャーナリスト、ジャマール・カショギ氏殺害の実行犯に対する裁判が実施されていないことについても遺憾の意を示しました。
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