イラン核合意 EUがイランによる最新の措置に反応
11月 06, 2019 02:29 Asia/Tokyo
イランが核合意の責務縮小の第4段階に踏み切ったことに対し、EUは自身の責務不履行に言及することなく、イラン側に核合意の義務の遵守を強く求めました。
ロイター通信によりますと、EUは5日火曜に発表した声明の中で、イランが核合意の責務をさらに一段階縮小したことに対し、懸念を表明しました。
EUは、「我々はイランに対し、核合意がイランに定めた責務と矛盾するすべての活動を、以前の状態に戻すよう勧告する」としています。
イランのローハーニー大統領は5日火曜、同国のフォルド核施設において6日から、核合意のイランの責務縮小の第4段階を決行する旨を発表するとともに、「イランだけが一方的に核合意を遵守するわけにはいかない」と強調しました。
米国は昨年5月8日、2015年に6カ国側の一員としてイランとの間に結んだ核合意から一方的に離脱しました。
イランは、米国の核合意離脱から1年後、EU側が米国によるイラン制裁の悪影響に何ら対処できていないことを確認、その後、核合意の責務を段階的に縮小させています。
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