フランスで、全国的なストライキが実施
12月 11, 2019 04:53 Asia/Tokyo
フランスで、労働組合などによる全国的なストライキが6日目に突入しました。
イギリスの新聞ガーディアンによりますと、フランスの各組合は10日火曜、抗議デモの新ラウンドを開始しています。
フランスのフィリップ首相は、「政府は11日水曜、年金制度改正に関する自らの計画の詳細を発表する」と語りました。
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地元メディアの報道によりますと、フランス市民は年金制度のみならず、低賃金や政府によるサービスの状況、政府の無配慮に不満を抱いているということです。
さらに、10日にはストライキの影響がフランスの公共の交通機関にもおよび、鉄道の往来が停止され、また空の便の一部が欠航となったほか、パリ市内の20の地下鉄路線が運休し、パリ周辺の街道では渋滞が300キロにも及んでいます。
教職員や病院の職員、消防署員、航空路線管理関係者、そしてその他の政府系部門の労働者らは、鉄道・運輸部門の職員らのストライキに加わる意向です。
複数の報道によれば、フランス国内での現在のストライキは、今月5日から始まり、昨年から続いている反政府運動・「黄色いべスト」運動よりもさらに大規模だということです。
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