EU上級代表が、イラン核合意の存続を支持
12月 16, 2019 18:54 Asia/Tokyo
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ボレル外務安全保障政策上級代表
EUのボレル外務安全保障政策上級代表が、イランとの間で成立した核合意の存続を強調しました。
ボレル上級代表は、フランス24チャンネルのインタビューで、EU加盟国によるイラン核合意の取り決め不履行には触れず、「核合意の維持は、EUに多くの利益をもたらす」と述べました。
ボレル上級代表は、自分は核合意を維持させてきた作業部会の調整官だとしました。
また、核合意の全ての関係国がこの合意の存続を求めているとし、「米国による離脱にも拘らず、イランはこの合意の取り決めを履行している」と強調しました。
ボレル上級代表は、数日前にも、フランス・パリで、同国ルドリアン外相との共同記者会見に臨み、「核合意の存続を希望する」と発言しました。
英独仏の欧州3カ国は、米国が昨年5月8日に核合意から違法に離脱した後、イランの経済利益を確保し、合意を存続させると約束していました。
しかし、これらの国は政治的な発言上は米国への反対を唱えつつも、合意存続に実効性あるシステムを機能させることができないままでいます。
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