EUが、ウクライナ機墜落事故に関するイランの情報開示を歓迎
(last modified Sun, 12 Jan 2020 09:11:08 GMT )
1月 12, 2020 18:11 Asia/Tokyo
  • ボレル上級代表
    ボレル上級代表

EUのボレル外務・安全保障政策上級代表が11日土曜夜、「イランのザリーフ外相から、この度のウクライナ機墜落事故に関する書簡を受領した」とし、この問題に関するイラン政府の情報開示を歓迎しました。

イルナー通信によりますと、ボレル上級代表はさらにツイッター上で、この事故の犠牲者の遺族らに対して弔意を表明しました。

今月8日、ウクライナ国際航空のボーイング737型旅客機がテヘランのイマーム・ホメイニ空港からウクライナの首都キエフに向かって出発した直後に墜落し、これにより乗客167人、乗員9人全員が死亡しました。

イラン統合参謀本部は11日土曜、公示を発表し、「故意にではなく、人為的なミスにより誤って件のウクライナ機は撃墜された」としました。

イランのローハーニー大統領は11日に声明を発表し、今回の事件に関するイラン軍統合参謀本部の発表に触れ、今回の事件に関する遺憾の意および、この事件の犠牲者の遺族や関係国(政府)・国民に対する同情の意を表明するとともに、「イラン国民に対するアメリカ侵略政権の脅迫、恐喝による緊迫した雰囲気の中、わが国の武装軍は予想されるアメリカ側からの攻撃に備えるため、最高レベルの臨戦態勢を整えていた。そうした中で誠に遺憾ながら、人為的なミスによりこのような大惨事に至ってしまった」と語りました。

 

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