ロヒンギャ族イスラム教徒に対するミャンマー政府の犯罪が継続
1月 25, 2020 20:30 Asia/Tokyo
ミャンマー政府が、ロヒンギャ族のイスラム教徒に対する犯罪を続ける中、新たに同国西部ラカイン州の集落を砲撃し、この中で女性2人が死亡しました。
ロイター通信の報道によりますと、ミャンマー議会の Maung Kyaw Zan議員は25日土曜、「政府軍はロヒンギャ族が居住するある集落を砲撃し、これにより妊婦1名を含む女性2人が死亡した」と語りました。
また、この砲撃ではさらに7人が負傷しています。
国際司法裁判所は23日木曜、ミャンマー政府にロヒンギャ族イスラム教徒を大量虐殺から守るべく、緊急措置の実施を求めました。
2017年8月25日から始まった、ミャンマーの政府軍と過激派仏教徒による、ロヒンギャ族イスラム教徒への攻撃で、これまでに6000人以上が死亡したほか、8000人が負傷、ほかおよそ100万人が隣国のバングラデシュに避難しています。
国連の独立事実調査委員会は、ラカイン州での調査から、ミャンマー政府軍がロヒンギャ族に対する大量虐殺や侵略を引き起こした、との結論を得ています。
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