米軍当局が、依然としてイランの報復攻撃を懸念
2月 03, 2020 18:56 Asia/Tokyo
西アジアなどを管轄するCENTCOM・米中央軍司令部が、「イラク西部のアサド空軍基地への攻撃後も、アメリカは依然としてイランの報復攻撃に備える態勢をとっている」と表明しました、
米軍関連の記事を中心に扱うインターネットサイト・Stars and Stripesによりますと、CENTCOMのマッケンジー司令官は3日月曜、「イランは、アサド空軍基地への攻撃後はもはや、そう強く戦いを求めてはいない。しかし、米軍はこれまで同様、イランからの報復攻撃に備えている」と語りました。
また、「ペルシャ湾に配備されているイラン海軍もこの数週間、相対的に通常活動と言える行動をとっている」と述べました。
米軍は先月3日、イラク・バグダッド空港付近を無人機で空爆し、イラン・イスラム革命防衛隊のソレイマーニー司令官とイラクの民兵組織ハシャド・アルシャビのアルムハンディス副司令官、その他テロ対策の中心人物だった同行者ら合わせて10名を暗殺しました。
これに対し、イスラム革命防衛隊は先月8日、米による国家テロへの報復としてイラク西部アンバール州にあるアサド米空軍基地を、13発のミサイルで攻撃しています。
最近、CNNが米当局者の話として「アサド空軍基地に対するイランのミサイル攻撃により、米兵64人が脳挫傷や脳震盪などを起こした」と報じました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj