バングラデシュ沖で、ロヒンギャ族難民15人が溺死
2月 12, 2020 22:05 Asia/Tokyo
バングラデシュの沿岸警備隊が、同国沿岸でミャンマーのイスラム教徒ロヒンギャ族の難民15人が溺死したことを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、バングラデシュの沿岸警備隊は12日水曜、同国南部沖で130人のロヒンギャ難民が乗っていた船が転覆し、15人が死亡したことを明らかにしました。この報道によれば、73人が救助され、残り42人が行方不明となっています。
今回転覆した船は11日火曜夜、バングラデシュ南部コックスバザール地区からマレーシアに向かっていました。
2107年8月25日以来、ミャンマーの政府軍と過激派仏教徒らが同国西部ラカイン州のイスラム教徒ロヒンギャ族を襲撃し、この中でイスラム教徒6000人以上が死亡、8000人が負傷、およそ100万人が住む家を失い、隣国バングラデシュに避難しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj