米共和党議員が、トランプ大統領のイランとの交戦権制限を支持
2月 17, 2020 22:43 Asia/Tokyo
イランに対するトランプ米大統領の交戦権を制限するための議会の決議案に賛成票を投じた共和党議員が、終わりのない新たな戦争にかかわるべきではないと表明しました。
マット・ゲイツ議員は、16日日曜、フォックス・ニュースのインタビューで、この決議案への支持を表明し、「この国の大統領が戦争を勃発させ数十年もの間、米国を戦争に巻き込んではいけない」と述べました。
先月、米下院は、トランプ大統領の交戦権を制限する決議案を賛成224、反対194票で可決しました。
3人の共和党員が民主党側に立ちこの決議案に投票しました。そのうちの一人がゲイツ議員でした。同議員はトランプ大統領とも近く、共和党内での大統領の支持者でもあります。
米上院も、13日木曜、米大統領が議会の許可なしにイランに軍事力を行使する権利を持たないという決議を可決しています。
米軍によるイランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官とその同行者に対する残忍な暗殺テロの後、イランに対する好戦的なトランプ大統領の脅迫は米議会の懸念を増大させ、議会民主党はイランとの戦争にかかわるトランプ大統領の交戦権を制限する構えです。
ソレイマーニー司令官は、イラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアル・ムハンディス副司令官及び同行者8人と共に、先月3日、イラク・バグダッド空港付近での米の空爆により殉教しました。
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