国連事務総長がシリア危機への支援要請 イラン、ロシア、トルコの3ヶ国に
2月 19, 2020 17:35 Asia/Tokyo
-
グテーレス事務総長
グテーレス国連事務総長が、シリア危機解決に向けて、イラン、ロシア、トルコに支援を要請しました。
グテーレス事務総長は18日火曜、AP通信のインタビューで、シリアで長期にわたり政情不安が続き国民が抱える数々の問題を指摘し、シリアでの即時停戦を呼びかけました。
また、イラン、トルコ、ロシアに対し、シリア問題に対する政治的解決策を見出すよう求めました。
さらに、現代社会は混乱により’秩序を失っていると警鐘を鳴らしています。
グテーレス氏はリビア問題にも触れ、国連の対リビア武器制裁に対し、明らかな違反が見られることに驚きの意を表明しました。
イランとロシアは、テロリストに対抗するシリアの同盟国とみられています。
イラン、ロシア、トルコのイニシアチブによる、カザフスタンの旧首都アスタナで成立した「アスタナプロセス」は、シリア危機の政治的な解決を目指して形成されました。これまで複数回、アスタナ(現ヌルスルタン)でシリア人同士による会議が行われています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ