米大統領が、対イラン軍事行動をめぐり議会で拒否権を行使
May 07, 2020 17:37 Asia/Tokyo
トランプ米大統領は、日本時間の7日木曜朝、米国議会がイランに対して軍事行動をとる際の大統領の権限縮小を求めた決議に拒否権を行使しました。
ファールス通信によりますと、現在この決議は、議会で3分の2の賛成があれば大統領の署名がなくても法律とすることが可能です。
ペロシ米下院議長は先月14日、今年3月に下院で可決されたイランに対する同国大統領の戦争権限を削減する決議に署名しています。
革命防衛隊のソレイマーニー司令官と同行者を卑怯に暗殺して以降のイランに対するトランプ大統領の軍事的脅迫は、米国議会の懸念を高めており、議会の民主党はイランとの戦争における大統領の権限の制限に努めました。
イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官、イラクの民兵組織ハシャド・アルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官及び同行者数名は、今年1月3日未明、アメリカの侵略的テロ軍の空爆によりイラクの首都バグダッドの空港近郊で殉教しました。
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