ベネズエラで抑留中のアメリカ人が、クーデター未遂を自供
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ベネズエラで抑留中のアメリカ人
ベネズエラで抑留中のアメリカ人が、自らの率いる作戦チームがマドゥロ・ベネズエラ大統領の拉致を目論んでいたと自供しました。
IRIB通信によりますと、このアメリカ人はベネズエラ政府系テレビで、「マドゥロ大統領を飛行機に乗せてアメリカへ連れ去るつもりだった」と話したということです。
また、「我々は、ベネズエラ空港を掌握するよう命令を受けていた」としました。
一方、マドゥロ大統領も、トランプ米大統領とポンペオ米国務長官がこのベネズエラ内部に向けた攻撃に関与していたと強調し、「ベネズエラで逮捕中のアメリカ人2名は、国内の一般裁判所で裁かれる予定だ」と語っています。
さらに、同国でのクーデターの指導者フアン・グアイド氏と共謀した容疑で、ほかに4人のテロリストが逮捕されていることを明らかにしました。
ポンペオ国務長官は6日水曜、ベネズエラでの最近のクーデター未遂にアメリカが関与していないことを繰り返し主張し、脅迫的な口調で、「アメリカは、ベネズエラで逮捕中のアメリカ人の解放のために、あらゆる手段を駆使する」と述べています。
一方、ロシア外務省は声明の中で、「ベネズエラでこの数日間に起きた出来事に関するアメリカの主張は、説得性に欠ける」としました。
ベネズエラ政府は今月3日、アメリカ軍の直接関与によるテロ作戦を粉砕したことを明らかにしました。
アメリカとその同盟国はこの数ヶ月間、ベネズエラの反体制派を支援して、同国でのクーデターによる現政権の転覆を狙っています。
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