新型コロナ集団感染の米空母、週内にも任務復帰
May 20, 2020 21:24 Asia/Tokyo
艦内で新型コロナウイルスの集団感染が発生した米空母「セオドア・ルーズベルト」が、週内にも任務に復帰することが明らかになりました。
米CNNによりますと、米海軍当局者がこの任務復帰を明らかにし、海軍軍医も「セオドア・ルーズベルトが医学的な観点から準備が整っている」と述べています。
セオドア・ルーズベルトは、艦内で新型コロナウイルスの感染が拡大し、4900人の乗員のうち1000人以上が陽性となりました。同艦は、水兵4000人あまりを米領グアムにいったん退避させた後、一定の隔離期間を置いたうえで再び乗艦させていました。
セオドア・ルーズベルトは現在、艦内の主要なシステムの作戦即応性を試験するための訓練を港内で実施しています。依然として600人以上の水兵が隔離されていますが、艦内の重要な機能を運用するための健康な乗員は十分におり、セオドア・ルーズベルトが海に出ることは可能だということです。
海軍によれば、過去1週間で新たに兵士14人が検査で陽性となりました。これらの兵士は当初、回復して復帰できるとみられていましたが、体の痛みが報告されたために再検査が行われていました。
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