イラン船舶のカリブ海入り直前に、ベネズエラ軍がミサイル軍事演習
May 23, 2020 14:22 Asia/Tokyo
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ベネズエラ軍のミサイル軍事演習
ベネズエラ軍がアメリカに対して戦力を誇示するため、イランのタンカー到着が予定されている島において、ミサイル演習を行いました。
フランス通信によりますと、マドゥロ・ベネズエラ大統領は22日金曜、「わが国の軍は、イランのタンカーの到着が予定されている、カリブ海に浮かぶベネズエラ領オルチラ島で演習を実施、命中精度の高いミサイル演習を行った」と語りました。
これに先立ち、同国のパドリノ国防相が、「ベネズエラ軍は、イランのガソリン運搬タンカーがわが国の経済特区に入域する際には、これを護衛する」と述べました。
米国のある政府高官は匿名で今月21日、「米国は現在、ベネズエラへのイラン産ガソリン輸送に反応を示すべく、適切な措置を検討中だ」と発言していました。
イラン産燃料を積載したタンカーがベネズエラに向けて出発した後、米国はこれらのタンカーの航行妨害を目的にカリブ海に軍を派遣しました。これはイラン体制責任者の強い反発を招いています。
ザリーフ・イラン外相は、グテーレス国連事務総長に書簡を送り、米国の脅迫は違法で危険、かつ挑発的で一種の海賊行為に等しいと非難し、またこの種の行動が国際安全保障や世界の平和にとっての危機であると訴えました。
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