感染拡大に警鐘の米空母艦長、海軍が復帰認めず
6月 20, 2020 18:55 Asia/Tokyo
-
「セオドア・ルーズベルト」
米海軍は、新型コロナウイルス感染拡大に警鐘を鳴らした米国空母の艦長について、解任とした当初の処分を維持する決定を発表しました。

米・CNNによりますと、米海軍は19日金曜、空母「セオドア・ルーズベルト」での新型コロナウイルス感染拡大に警鐘を鳴らした同艦艦長について、解任とした当初の処分を維持する決定を発表しました。 初期段階の調査では艦長復帰を勧告していましたが、新たな調査の結果、一転して解任が確定しました。
海軍の最新の調査では、クロージャー艦長が社会的距離の確保など感染拡大抑止のための適切な手続きを守らなかったこと、グアム寄港後に乗組員を下船させるのが遅れたことなど、複数のミスを指摘しています。
エスパー国防長官は同日、調査結果についての報告を受け、「調査は徹底的かつ公正なものだったと考えている。調査結果に基づく海軍の決定を支持する」と明らかにしました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj
タグ