米コロラド州で、人種主義反対デモが継続
6月 28, 2020 20:37 Asia/Tokyo
アメリカで、人種差別主義への抗議行動が継続される中、同国コロラド州の抗議者らがデモを実施し、若い黒人女性の殺害事件に公正を期すよう求めました。
CNNによりますと、コロラド州オーロラ市在住の黒人女性 ELIJAH MCCLAINさん殺害事件に抗議するデモが27日日曜、同州内で開催されました。
この報道では、抗議者らが平和的なデモを実施し、コロラド州内の高速道の1つを遮断するとともに、スローガンを連呼してこの殺害事件への正当な処遇を求めた、とされています。
昨年8月に発生した警察による ELIJAH MCCLAINさん殺害に関する動画が公開されています。
この事件で、警察は 州内のあるショッピングセンターで武器携帯容疑でELIJAH MCCLAINを逮捕しました。この時この女性が警察の暴力により容態が悪化し、病院に搬送されたが途中で、死亡しています。
ジャレッド・ポリス・コロラド州知事は、ツイッター上にメッセージを発表して、この事件に関する包括的な捜査を求めています。
ELIJAH MCCLAINさんの遺族は、彼女の頚動脈部分に警察が過剰な暴力を加えた事が死因だったとしています。
コロラド州オーロラ市での抗議デモの一方で、アメリカ国内では先月ミネソタ州で発生した黒人男性ジョージ・フロイドさん殺害事件を受け、国内の人種主義や暴力に反対する全米規模の抗議行動が続けられています。
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