ドイツで抗議行動 警察官45人が負傷
(last modified Mon, 03 Aug 2020 07:20:27 GMT )
8月 03, 2020 16:20 Asia/Tokyo

ドイツ警察当局が、同国ベルリンでの抗議デモにおいて、警察官45人が負傷したことを明らかにしました。

フランス通信によりますと、ドイツ警察は3日月曜、今月1日と2日にベルリンで実施された抗議デモで負傷した警察官の数を45人と発表しました。

この抗議行動は、新型コロナウイルス対策で出された一連の制限措置への反対を訴えるために実施されました。

ドイツ警察は声明を発表し、1日土曜の抗議デモで計133人が逮捕され、その中には新型コロナ関連の制限措置に反対する「自由の日―パンデミックの終焉」のデモ参加者も含まれる、としています。

これら抗議者の逮捕の理由は、警察に対する公務執行妨害や違法なシンボルの使用などとされています。

「自由の日」主催の抗議デモには、およそ2万人が参加しました。

デモ参加者の大半はマスクを着用しておらず、ドイツ国内で義務付けられている1.5mの社会的距離も維持されていませんでした。

ドイツではこれまでに、新型コロナウイルスに21万1462人が感染し、このうち9226人が死亡しています。

感染者が減少し都市封鎖(ロックダウン)が解除された後、新たな感染源・クラスターが特定され、国内の一部地域は再ロックダウン措置が取られており、一連の予防措置の強化が国民に強制されています。

 

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