ロシア、「ポーランドへの米軍の駐留は、緊張を拡大させる可能性」
8月 18, 2020 18:17 Asia/Tokyo
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マリヤ・ザハロワ報道官
ロシアは、ポーランドでの米軍の駐留兵士数増加を批判し、これが緊張を引き起こす、としました。
イルナー通信によりますと、ロシア外務省のマリヤ・ザハロワ報道官は18日火曜、ポーランドでの駐留米軍の増強は、ロシアの西部国境の緊張を高める可能性があるとして、「ポーランドでの米軍の駐留は、いかなる安全保障に関する問題も解決することはないだろう」と述べました。
ロシアの見解では、ポーランドでの米軍の駐留兵士数の増加は、米国が東ヨーロッパでの勢力を強化するための挑発的な動きでしかなく、その結果、ロシアとNATO北太平洋条約機構の間の軍事紛争の可能性を高めることになります。
米国は、ウクライナ危機後の2014年以降、東ヨーロッパ諸国での軍事的駐留の強化を開始しており、この傾向はトランプ政権下で加速しています。
これに関する最新の動向として、米国とポーランドは15日に軍事協力協定に署名しました。この結果、NATO加盟国であるポーランドでの米軍の駐留が増強されることになりました。
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