原油価格が急落、サウジが需要低迷を懸念して原油販売価格を引き下げ(動画)
9月 09, 2020 13:12 Asia/Tokyo
米国市場の原油価格は8日火曜、9%下落し、5月半ば以来の大幅な落ち込みとなり、価格は1バレルあたり36.13ドルと約3カ月ぶりの低水準を記録しました。
CNN Businessがニューヨークから報じたところによりますと、今回の原油価格の急落は、元気のない世界経済が必要としている原油の量に対する懸念が広がったことなどが背景にあるとしています。
米国ではレーバーデー(労働者の日)も過ぎ、夏のドライブシーズンも終わりを迎えつつあります。
新型コロナウイルスの感染が拡大し、多くの人が飛行機での移動を避けているためジェット燃料に対する需要も依然として非常に少ない状況が続いています。そして、景気の回復にどのくらいの時間が必要なのか確信を持っている人はいません。
今回の原油価格の下落の前には、サウジアラビアがアジアと米国に対する公的な販売価格を引き下げたとブルームバーグ通信が報じていました。
サウジアラビアは石油輸出国機構(OPEC)の事実上の主導国です。世界の主要な石油輸出国が買い手を引き付けるために価格の引き下げを余儀なくされるというのは良い兆候とはいえません。
新型コロナウイルスの感染拡大や、ロシアとサウジとの間の価格をめぐる対立で、原油価格は今春、大きく値を下げ、1バレルあたり40ドルを割り込んでいました。その後、前例のないOPECとロシアによる減産合意で、1バレルあたり40ドルを回復していました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ