ノーベル化学賞はゲノム編集手法に(動画)
(last modified Wed, 07 Oct 2020 10:31:47 GMT )
10月 07, 2020 19:31 Asia/Tokyo

ノーベル委員会は2020年のノーベル化学賞を、ゲノムの編集手法を開発したドイツのマックス・プランク感染生物学研究所のエマニュエル・シャルパンティエ氏と米カリフォルニア大学バークレー校のジェニファー・ダウドナ氏に授与すると発表しました。

ロシアのスプートニク通信によりますと、ノーベル化学賞の受賞対象になったゲノム編集の手法、「CRISPRーCas9」は日本人研究者が1980年代に大腸菌で見つけたDNAの塩基配列がもとになっています。

九州大学の石野良純教授は大阪大学に在籍していた際、大腸菌のDNAで同じ配列が5回繰り返されているのを見つけ昭和62年に論文で発表しました。

ノーベル賞は、1895年11月27日に署名された発明家アルフレッド・ノーベルの遺言に従って創設されました。今年の授賞式は、新型コロナウイルスの影響によりテレビ中継に変更して行われることになっています。

 

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