英国のサッカー選手が、人種主義に抗議

12月 06, 2020 20:07 Asia/Tokyo

2つの英国サッカーチームの選手が、試合前に地面にひざまずき、人種主義に抗議しました。

ロイター通信によりますと、英国のミルウォールFCとダービーカウンティーFCの選手たちは、5日土曜、英国第2部リーグの試合前に、人種主義への抗議と殺害された米黒人ジョージ・フロイドさんへの共感から、地面に膝をつき抗議の意を表しました。

この試合は、英国で新型コロナウイルスによる行動制限が緩和され、観客がスタジアムに戻った最初の試合でした。

英国のサッカー選手は7月以降、試合が再開される前にピッチに膝をついていました。

この行為は当初、いわゆる「Black Lives Matter」運動への共感から行われましたが、後に選手らは、英国での反人種主義運動にも関連していると発表しています。

今年5月25日、米国ミネソタ州で白人警察が9分間にわたり膝を首に押し付けたために黒人の米国人ジョージ・フロイドさんが死亡したことで、世界中で抗議行動が引き起こされました。

これらの抗議行動集会では、多くの抗議者が通りや広場に膝をつき人種差別に抗議しました。

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