ロシアが、米国の欧州への核兵器の配備を懸念
12月 17, 2020 22:05 Asia/Tokyo
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アメリカの核兵器
ロシア外務省のザハロワ報道官が、「アメリカが核兵器をヨーロッパに配備することは、アメリカが軍事・技術産業の舞台で法的に競争できないことを物語るものだ」と述べました。
ロシア・ノーボスチ通信によりますと、ザハロワ報道官は記者会見で、「国内での核兵器配備を受け入れている非核保有国は実際、NPT核兵器不拡散条約に違反していることになる」と述べています。
NATO北大西洋条約機構は16日水曜、TPNW核兵器禁止条約への反対を表明するとともに、声明を発表し、「TPNWは、国際安全保障分野での現状に即しておらず、しかも核兵器の不拡散・廃絶に関する現在の構造とも矛盾している」と表明しました。
西側諸国とロシアの関係は2014年以来、アメリカを筆頭としたNATOの軍事的影響力を拡大する4つの軸、ロシア近辺と東欧、ウクライナ危機、バルト海、シリア情勢をめぐり冷却化しています。
欧米の専門家らは、核兵器分野での競争発生阻止に向け、軍縮条約の復活の必要性を強調しています。
アメリカとロシアが、新START条約の更新延長に合意しない場合、この条約は来年2月に失効します。
アメリカ政府は2019年、INF中距離核戦力全廃条約の破棄を表明しました。
ロシアはアメリカに対し、これまでに何度も軍備競争が激化した場合の緊張や、情勢不安の増大の結果に関して警告しています。
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