トランプ支持派の乱入・暴動により4人が死亡、他州へも騒乱が波及
(last modified Thu, 07 Jan 2021 11:10:52 GMT )
1月 07, 2021 20:10 Asia/Tokyo

昨年11月の大統領選挙の「選挙投票」を承認するために行われていた、6日水曜の議会公聴会が、トランプ大統領の支持者による議会の建物の襲撃により中断されるという事態が発生しました。

アメリカ議会の建物の周辺での衝突の激化に伴い、警察と治安部隊が現場に割って入りましが、この衝突で少なくとも4人が死亡したほか、52人が逮捕されています。

トルコ・アナトリア通信によりますと、近く任期満了となるトランプ現大統領の支持者らが、ワシントンDC市内にある連邦議会の建物を占拠した後、カンザス、ジョージア、オレゴン、ニューメキシコの各州にある州議会を襲撃したということです。

トランプ氏の敵対勢力、批評家、さらには議会内のトランプ氏の近しい人物らや米国の他の主要な社会・政治機関のほとんどすべてが、6日水曜の事件を「アメリカの民主主義への攻撃」及びクーデターの試みとみなしています。

米CNNの著名なニュースアンカー、クリス・クオモ氏は、アメリカで起きた今回の民主主義に対する暴徒らの攻撃を非難し、「私たちは今、米国で「暴動の(暴徒たちによる)民主主義」を目撃している」と語りました。

こうした中、一部の人々は、トランプが憲法修正第25条を使用して追放されること、または公聴会と弾劾裁判をを求めています。同時に、米国の主要なソーシャルネットワークのいくつかは、米国大統領からのさらなる煽動を未然に防ぐために、トランプ氏のページを12〜24時間ブロックしています。

米国議会に対する前例のない集団攻撃と、トランプ氏がこの件において支持者の挑発に関与したことは、主にヨーロッパをはじめとする諸国から、国際的な反応を引き起こしました。

日本、インド、オーストラリアを含むアジアの米国の支持者や、シオニスト政権イスラエルも、アメリカ社会の不安定や暴動を煽るトランプ氏の不適切で反民主的な行動を、恥ずべきものだとしています。

 

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