米国議会議事堂近辺で、爆弾と武器を満載したトラックを発見したとの新情報
米国警察は、米国議会議事堂の近辺で、手製爆弾と武器を満載したトラックを発見しました。
米・CNNによりますと、ワシントンDCでの暴動事件と米国議会議事堂への襲撃に関する広範な調査が続く中、連邦検察官らは、アラバマ州のある男性が、当局が気づく数時間前に、手製爆弾11個、アサルトライフル1丁、及びハンドガン1丁を積載したトラックを議事堂付近に駐車させていた、と発表しました。
また、アサルトライフルと数百発の弾丸を持った別の男が、ナンシー・ペロシ米国下院議長を銃で撃つか、車で攻撃したいと知人に語っていたことも発表しました。
他の人々も、議会議事堂内への武器及び弾薬の持ち込みにより起訴されており、今後さらに調査が拡大されれば、更なる人数の起訴が予想されます。
米国司法省は、ウェストバージニア州議会議員1人と、ナンシー・ペロシ下院議長の事務所に押し入った男を含む、議会議事堂で暴動を起こしたとして告発された13人を起訴しました。
米連邦捜査局(FBI)は、共和党と民主党の全国委員会本部でパイプ爆弾とみられる不審物が1つずつ見つかった件で、容疑者に関する情報提供に最高5万ドルの懸賞金を出すと発表しました。
また、パーカーのフードをかぶり手袋をはめた人物が何かを持つ映像も公開しました。
ABCニュースによりますと、不審物はトランプ大統領の支持者が議会議事堂に押し入った6日に発見され、専門家が安全に処理作業を行いました。議会警察によれば、不審物は「多大な被害」を及ぼす可能性があったということです。
アメリカでは6日、トランプ支持者らが連邦議会を襲撃し、建物を数時間にわたり占拠しました。
この襲撃事件で、警官1人を含む少なくとも5人が死亡しました。同日に上下院の合同議会で当選を認定されたバイデン氏は、この日を「米国史上で最も暗い日」と形容しました。
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