アメリカ国家安全保障局のスパイの継続
(last modified Tue, 26 Apr 2016 11:33:08 GMT )
4月 26, 2016 20:33 Asia/Tokyo
  • アメリカ国家安全保障局のスパイの継続

アメリカ国家安全保障局の元職員が、当局によるアメリカ国民に対するスパイ行為が継続されていることを伝えました。

スプートニク通信によりますと、(4月)25日月曜ウィリアム・ビニー氏はアメリカ国民の全ての通話・通信内容が、アメリカ国家安全保障局によって盗聴されていると述べました。

更に、「アメリカ国民に対する盗聴活動を監視する司法機関もなければ、議会でさえ、それに干渉することができない」と語りました。

また、「アメリカ国家安全保障局は、2004年から同国民に対してスパイ行為を行ってきており、その割合は増加している」と述べています。

アメリカ国家安全保障局の元主任職員ウィリアム・ビニー氏は、30年以上当局で働いた後、同局スパイ行為の告発者となり、2001年10月31日付けで辞職しています。

アメリカ国家安全保障局の元請負業者のエドワード・スノーデン氏も別の告発者であり、2013年にスパイ計画を暴露しましたが、訴追を逃れるためにロシアに亡命しました。