「議会襲撃」のフレーズ、米での襲撃前にSNSで氾濫
1月 12, 2021 16:06 Asia/Tokyo
アメリカで6日に連邦議会が襲撃される前に、「議会襲撃」のフレーズがSNS上で10万回繰り返されていたことが分かりました。
米紙ニューヨークタイムズは、6日にトランプ米大統領の支持者らが連邦議会を襲撃する1ヶ月前から、SNS上で「議会襲撃」というフレーズが10万回繰り返し使用されていたことを報じました。
この記事によりますと、この表現はツイッター、フェイスブック、インスタグラムなどのSNSで繰り返されていたということです。
同紙は、その大半が、議事堂内に侵入する方法の詳細を説明したツイッター投稿で繰り返されていたとしています。
また、オンラインでのやりとりの一部においては、米極右の陰謀論コンテンツ「Qアノン」の支持者や武装集団の一部が、襲撃時の武器の持参を視野に入れた話をしていました。
この陰謀論によれば、アメリカにはトランプ政権への対抗を目的とした影の政府が存在し、さらにトランプ大統領は、民主党の邪悪な力を白日の下に晒そうと尽力しているということです。
トランプ大統領の支持者らは今月6日、アメリカ連邦議会を襲撃し、数時間占拠しました。
この襲撃により、警官1人を含む少なくとも6人が亡くなっています。
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