ブルームバーグの専門家が、ドル崩壊を予想
(last modified Thu, 28 Jan 2021 12:02:50 GMT )
1月 28, 2021 21:02 Asia/Tokyo
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米イェール大学のエコノミストが、今年末にはドルが3分の1に下落し、さらに弱くなるとの見解を示しました。

米イェール大学のエコノミストでモルガン・スタンレー・アジアの元会長スティーブン・ローチ氏は、この問題の主たる原因についてブルームバークの記事の中で明らかにしました。

ローチ氏は、3つの主たる原因を

-米国の収支バランスにおける現在の運用での急激な赤字増加、

-ユーロ相場の増大、

-あらゆるドルの弱体化に対する連邦準備制度の不本意、

であると指摘し、これらがドル崩壊を引き起こす可能性があると語りました。

報道によりますと、同様にコロナウイルスのパンデミックの長期化と景気後退の境界にある経済状況から、貨幣の状況は弱まっています。現在の状況は、さらにもう一つ効果的な経済援助での政策パッケージの提案を米国当局に強いています。

ローチ氏は、「米国には貯蓄が足りていない」とコメントし、「現在、国内の純粋な貯蓄率は過去の統計データの中で最低水準に落ち込んでいることから、米国経済は外貨頼みとなっている」としています。

昨年の12月、ドルは他の外貨との関係で数年ぶりに安値になったと報じられました。

 

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