米ファウチ博士、「五輪開催には“安全ガイドライン必要」
2月 13, 2021 20:57 Asia/Tokyo
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米ファウチ博士
アメリカ政府で新型コロナウイルス対策を担うファウチ博士が、東京五輪・パラリンピックに関して「安全ガイドラインが必要である」と語りました。
NHKによりますと、ファウチ博士は12日金曜外国の記者向けの会見で、東京オリンピック・パラリンピックに関して安全に開催できるかどうか考えを問われたのに対し「世界と日本の感染拡大の状況しだいだ」とした上で、「日本の国民だけでなく、日本を訪れる選手や旅行者の安全を確かにするガイドラインのようなものを示すことが重要だと思う」と述べています。
また、参加する選手にワクチンの接種を求めるべきかどうかについては「それぞれの国でワクチンが手に入るか、接種の優先順位はどうかといった問題もある。日本政府しだいだが、選手村で多くの選手が一緒に暮らす場合、感染が広がることを防ぐためにワクチンの接種を求めるという判断を示すならば、私は理解できる」とコメントしています。
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