独の失業者数、2月は予想に反し増加
3月 02, 2021 19:33 Asia/Tokyo
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ドイツ国旗
ドイツ連邦雇用庁が発表した2月の失業者数(季節調整後)は、1万3000人減という予想に反し、前月比9000人増加して合計275万2000人となりました。
ロイター通信によりますと、失業者の増加は昨年6月以来初めとなります。季節調整前の人数は合計290万4000人でした。
雇用庁によれば、政府が雇用対策として実施している「時間短縮労働制度」が雇用の維持に大きく貢献しており、失業を防いでいるということです。ただし、一部セクターではロックダウン(都市封鎖)の影響がみられました。
失業率(季節調整後)は6.0%で、前月から横ばいでした。
12月には239万人が時短制度を利用しました。同制度の利用者数は昨年4月の600万人がピークとなっており、昨年11月に増加に転じるまで減少を続けていました。
独では新型コロナウイルス感染第2波封じ込めのため11月にロックダウンが再導入され、12月半ばに強化されました。
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