米で、5500万人の生活に貧困の影が忍び寄る
(last modified Sun, 07 Mar 2021 12:08:17 GMT )
3月 07, 2021 21:08 Asia/Tokyo

アメリカのニュース専門放送局MSNBCが、同国で人口の6分の1にあたる人々が充分な食糧を確保できていないことを報じました。

MSNBCは、「米国には、毎回の食事が終わると、次に採れる食事があるかどうかもわからない人々が住む地域が存在する。大半の米国民の医療保険 はその就業状況と連動しているため、現在国内の2900万人の人々は医療保険がない状態だ」と伝えました。

この報道によれば、アメリカでは借家に住む人々4000万人以上が家賃を払うことができず、住居の明け渡しを心配しながら過ごしています。

サンダース米上院議員は先日、ビデオメッセージを公表し、そのなかで自国の経済政策は正しくないと批判しながら、「米国の誤った経済政策は、労働者階級の懐を空っぽにすることによって、米人口のわずか1%にあたる人々をより豊かで強力にする結果となった」と述べました。

アメリカでの貧困率が増加する一方で、昨年7月から行われていた新型コロナウイルス対策としての政府補助金支給は期限を迎え、この感染症のアメリカ経済に与える圧力はさらに続いています。

 

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