ロシアの国境付近軍備増強にあわせ、米がポーランドにF16戦闘機を配備
4月 21, 2021 15:22 Asia/Tokyo
報道各社が、ロシア・ウクライナ国境での緊張激化と同時に、アメリカがポーランドにある空軍基地に各種の戦闘機を配備したと報じました。
ファールス通信によりますと、アメリカは最近の軍事的挑発行為の中で、ポーランドのラスク空軍基地にF15およびF16型戦闘機と、C130型輸送機を演習用に派遣しました。
これらの軍用機は、ドイツとイギリスにある米空軍基地からポーランドに移動しました。
ウクライナは先週、同国との国境周辺に軍備を派遣したとしてロシアを非難し、ロシアの支援を受けた分離主義者が組織的にウクライナ東部での停戦に違反していると主張しています。
ウクライナ政府は最近、装甲車や無人機、対戦車用ミサイルなどを含む数億ドル相当分の軍事支援をアメリカから受け、現在これらをロシアとの国境付近に集中的に配備しています。
ボレルEU外務安全保障政策上級代表は今月19日、「ロシアはウクライナとの国境付近および、クリミア半島に15万人以上の兵士を配備している」と主張しました。
また、EU外相会合でウクライナ外相の報告が行われた後、確固たる証拠を示すことなく、「さらなる緊迫化の危険は明白だ。ウクライナ・ロシア国境付近およびクリミア半島には、15万人以上のロシア兵が集結している」と語っています。
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