米サンダース上院議員、「国内の富裕層は貧困層より15年長く生きる」
(last modified Mon, 31 May 2021 11:11:19 GMT )
May 31, 2021 20:11 Asia/Tokyo
  • 米バーモント州選出の無所属派上院議員サンダース氏
    米バーモント州選出の無所属派上院議員サンダース氏

米バーモント州選出の無所属派上院議員サンダース氏が、アメリカの富裕層と貧困層の間の格差の拡大に関して警告しました。

ファールス通信によりますと、サンダース議員はツイッター上で「貧困とは、単に贅沢品がないという意味ではなく、死に追いやられることに等しい。富の不平等が拡大している時代に、裕福なアメリカ人男性は貧しい男性より15年長生きし、また裕福な女性は10年長生きしている。このような事態は断じて受け入れられない」と述べています。

サンダース上院議員は以前、低所得のアメリカ人の間で「平均寿命」が低下していることを警告していました。

また、現在の新型コロナウイルス感染拡大の中でアメリカ国民が厳しい状況に置かれている現状を批判し、「コロナ流行の期間中、数千万人ものアメリカ人が職を失った。また、2,200万人のアメリカ人がその日の十分な食料すらない一方で、一部の億万長者が1.3兆ドルもの富を蓄積している。これは偽の経済に類似している」と述べています。

バイデン現米政権は、米国経済をコロナの流行による被害から遠ざけ続けると述べていましたが、バイデン大統領とその経済チームにとって経済面での諸問題が大きな障害となる可能性があります。

インフレの上昇、雇用創出の遅れ、高い失業率、コロニアルパイプラインへのサイバー攻撃後の燃料価格の上昇の恐れ、燃料移送での混乱、増税を含むいくつかの現政府のイニシアチブを妨害する共和党の試みなどは、バイデン政権にとって新たな懸念や困難を生み出しています。

 

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