米大手航空会社のサイトが一時ダウン
報道各社が17日木曜、アメリカン航空、サウスウエスト航空、ユナイテッド航空、デルタ航空などの米大手航空会社のサイトが一時ダウンする不具合が生じた、と報じました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、人気のあるインターネット・リソースを追跡し、障害などを監視しているサイトDowndetectorによりますと、日本時間13時52分ごろにサイト機能の不具合が生じたとされています。
最も多くのクレームが寄せられたのはサウスウエスト航空で、1000件超に上り、またアメリカン航空、ユナイテッド航空、デルタ航空のサイト機能の不具合に対するクレームは、300〜400件となっています。
Downdetectorの発表では、主なクレームは、サイト機能の問題(60~80%)、フライトの遅延(約20%)、オンラインチェックインの問題(約10%)だということです。
9ニュースなど、オーストラリアの一部のメディアによりますと、豪州のコモンウェルス銀行とウエストパック銀行、ANZオーストラリア・ニュージーランド銀行のサイトの機能停止は顧客のウェブサービス管理を手掛けるアカマイ・テクノロジーズの障害に関連しているということです。
これらのオーストラリアの銀行の顧客の話では、モバイルアプリケーションやWebサイトから銀行にアクセスすることはできないということです。
アメリカとオーストラリアのメディアおよび当局者は、主要な航空会社と銀行のウェブサイトに問題を引き起こした原因をまだ説明していません。
航空会社や銀行のウェブサイトへのアクセスかく乱や大規模なネット障害が発生している一方で近年、サイバー攻撃の問題は、各国間の関係において最も緊張を扇動する問題の1つとなっています。
米国は、最近数ヶ月間に激しいサイバー攻撃にさらされたことを受け、これらをロシアの仕業だとしていますが、ロシアは何度もこの主張を否定しています。
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