ボーイング737貨物機が米ホノルル沖に緊急着水、エンジントラブルか
7月 03, 2021 20:12 Asia/Tokyo
米ハワイ州ホノルル沖で現地時間2日金曜未明、ボーイング737型機貨物機が海上に緊急着水しました。
CNNによりますと、貨物機はハワイの貨物航空「トランスエアー」が運航していました。
米沿岸警備隊の要員はCNNの取材に、同機はホノルル・カラエロア空港の南およそ2カイリ(約3.7キロ)の海域に不時着したと明らかにしました。乗員2人は同警備隊に救出され無事だということです。
航空無線サイト「ライブATC」の録音によると、操縦士は管制官に対し、エンジン2基の片方が不具合を起こし、対気速度と高度を保てなくなったと報告。もう片方のエンジンも故障するのではないかと伝えていたということです。
米連邦航空局(FAA)は声明で、「操縦士はエンジントラブルを報告した後、ホノルルに引き返そうとしたところで不時着水を強いられた」と説明しました。今後、FAAと国家運輸安全委員会(NTSB)が調査を行う方針です。
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