米ロが、気候変動問題における協力をめぐり合意
7月 13, 2021 20:31 Asia/Tokyo
ロシアと米国が、一連の二国間対立にもかかわらず、気候変動問題において協力していく構えを明らかにしました。
フランス通信によりますと、米バイデン政権の気候変動問題担当のジョン・ケリー特使が12日月曜、ロシア・モスクワを訪問したことを受け、気候変動問題関連の協力に関する米国とロシアの間の合意が成立しました。
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と会談したケリー氏は、「戦争、化学兵器、核兵器などの問題について交渉するのに何年も費やしてきた」と述べています。
ラブロフ外相もまた、ロシアが世界の気候変動の問題を非常に重要視していることを強調しました。
さらに、「ケリー特使のロシア訪問は、米国とロシアの間の緊張を緩和する上で非常に重要で前向きな一歩だ」としています。
気候変動の問題は、米国とEUが対ロ緊張にもかかわらず協議する用意があるとした数少ない分野の1つです。
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