パレスチナ自治政府議長とアメリカ国務長官が、フランスの和平案について電話で協議
May 13, 2016 22:13 Asia/Tokyo
パレスチナ自治政府のアッバス議長と、アメリカのケリー国務長官が、和平協議の再開に関するフランスの提案について電話で協議しました。
パレスチナ情報センターによりますと、パレスチナ自治政府の事務所は声明の中で、「アッバス議長とケリー国務長官は、12日木曜夜、電話で会談し、パレスチナ問題の解決に関する国際会議の開催に向けたフランスの和平案を支持する方法を模索した」としました。
アッバス議長は、これ以前にフランスの提案を歓迎し、EU諸国に対し、パレスチナ問題の解決を目指す国際会議の開催のために措置を講じるよう求めました。
こうした中、シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相は、フランスの提案はイスラエルに不利なものだとしました。
2014年4月にアメリカの仲介によって実施されたシオニスト政権とパレスチナ自治政府の和平協議は、シオニスト政権の妨害とこの政権の入植地建設の継続によって物別れに終わりました。
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