8月 21, 2021 14:35 Asia/Tokyo
  • コロナ変異種
    コロナ変異種

現在蔓延しているデルタ型コロナウイルスよりさらに強いとされる、アメリカ由来の変異株・「イオタ株」が、ワクチンの有効性などに影響を与える可能性があるとして注目されています。

WHO世界機関などは、このイオタ株をVOI・「注目すべき変異株」に指定し、そのほかの変異株とともに注目を寄せています。

CDC米国疾病予防管理センターによりますと、今年4月初旬段階でニューヨークの感染者の約4割が同株だったとみられ、米国内での感染拡大のピークは過ぎましたが、国立感染症研究所によりますと、日本でも空港検疫で5件確認されています。

「イオタ株」は、現在蔓延しているインド由来のデルタ株や南米由来のラムダ株より強いと見られ、米ニューヨークで最初に確認され、これも「一部の抗体治療の併用に対する感受性の低下」が注目されていますが、現時点では把握できていない要素が多く、今後の研究調査が待たれます。

なお、アメリカの週刊誌ニューズウィークは、こうしたさらに強い変異株がワクチンを無力化し、山火事のように急速に広がる、今まで経験してきた変異よりも、さらに人々に大きな苦痛を与える、いわゆる「 最後の審判の日」変異だと報じています。

 

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