ペロシー米下院議長、「米軍は環境の大汚染者」
(last modified Thu, 11 Nov 2021 07:34:01 GMT )
11月 11, 2021 16:34 Asia/Tokyo
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ナンシー・ペロシー米下院議長が、「米軍は、自然環境や大気を汚染する明白な一大要素である」と認めました。

米FOXニュースのインターネットサイトが10日水曜、報じたところによりますと、第26回気候変動枠組条約締約国会議・COP26サミットに参加するため英グラスゴーを訪問しているペロシー下院議長は、「米軍は単独で、140カ国の合計以上に大気や自然環境を汚染しているにもかかわらず、グラスゴー気候サミットの議題から除外されされているのか」との質疑に答え、「米軍は、大気や環境を汚染する一大公害要素であり、我々はこの事実を認める」と述べています。

また、「米軍は世界の燃料の主要な消費者であるが、軍内使用のため化石燃料をその他の種類の燃料に置き換える多くの計画を有していた」としました。

これに先立ち、米国の新興メディア「アクシオス」のネットサイトは、グラスゴーサミットの終了が近づいているこの数日に、同サミットの参加国間で深刻な不和分裂が生じていることを明らかにし、会議参加者の新たな約束は不十分であるとの見方を示しています。

グラスゴー気候変動サミットの目標は、地球温暖化を摂氏1.5度以内に維持することです。しかし、アナリストらは2030年に向けたこの新しい取り組み約束のすべてをもってしても、今年は摂氏1.5度以内の上昇を維持するために必要な量のほぼ2倍の炭素を排出することになると述べています。

グラスゴー気候サミットは今月1日、気候変動の課題に取り組む多くの世界の指導者、環境問題専門家、気候変動のために動く活動家らが一堂に会して開始されました。

このサミットは今月12日まで続きますが、その後数日間は論争が続くものと予想されています。

 

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