アメリカ大統領が日本・ベトナムの歴訪に出発
May 22, 2016 21:12 Asia/Tokyo
アメリカのオバマ大統領が、日本とベトナムを訪問するため、出発しました。
フランス通信がアメリカ・ワシントンから伝えたところによりますと、1975年のベトナム戦争の終結以来、オバマ大統領は、3人目のアメリカ大統領としてベトナムを訪問します。
オバマ大統領以前には、クリントン大統領、ジョージ・ブッシュ大統領がベトナムを訪問しています。
オバマ大統領はベトナムの首都ハノイで演説し、その後南部のホーチミンを訪問する予定です。
さらに、その後、日本を訪問し、G7の伊勢志摩サミットに出席します。
オバマ大統領はこの中で、広島平和記念公園を訪問することになっています。
オバマ大統領は日本訪問に際したNHKのインタビューで、「世界の核兵器廃絶は追求されるべきだ」と述べた上で、広島の原爆投下を当時の大統領による困難な決定だったとして、「原爆投下に関して謝罪は行うつもりはない」と語りました。
22日日曜、東京・新宿で数千人がデモ行進を行い、G7サミットとオバマ大統領の広島訪問に対する抗議の声をあげました。
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