2月 15, 2022 21:10 Asia/Tokyo
  • ロシア軍の一部が、ウクライナ国境からの撤退プロセスを開始
    ロシア軍の一部が、ウクライナ国境からの撤退プロセスを開始

ロシア国防省が、ウクライナとの国境付近に配備されていたロシア軍の一部が国内の常駐基地に帰還している、としました。

ファールス通信によりますと、プーチン・ロシア大統領が同国のラブロフ外相やショイグ国防相と、西側諸国およびウクライナとの最近の緊張をめぐり、特別会談を行った翌日、ロシアの報道各社は「ロシアの最近の軍事演習の終了後、ウクライナとの国境付近に配備されていたロシア軍の一部の帰還プロセスが始まっている」と報じています。

ロシア国防省は15日火曜、「わが国の南部および西部部隊は自らの任務完了後、本日自らの軍事基地に向かっての移動を開始するだろう」と発表しました。

プーチン大統領は大臣らとの今回の会談において、ウクライナとの最近の緊張や、ロシアの安全保障上の懸念を巡るNATO北大西洋条約機構と米国への提案などについて質問しました。

ラブロフ外相はそれに対する回答として、「アメリカは、緊張緩和に向けた決定的な提案をしてきているが、NATOとEUの回答は満足のいくものではない」と述べています。

ショイグ国防大臣もこの会議でプーチン大統領に対し、ロシア軍の演習の一部が終了し、そのほかの部分も終了に近づいていると報告しました。

 


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