ウクライナ、「国内の軍事拠点がロシアの攻撃受ける」
(last modified Thu, 24 Feb 2022 09:05:35 GMT )
2月 24, 2022 18:05 Asia/Tokyo

ウクライナ軍参謀本部は、同国の複数の空港や軍事拠点がロシア軍に攻撃されたことを認めています。

イルナー通信によりますと、ウクライナ軍参謀本部は、24日木曜未明、フェイスブック(現メタ)に搭載した声明の中で、「ウクライナに対するロシアのミサイル攻撃や空爆は、キエフ現地時間24日午前5時から開始され、この中でわが国の数箇所の軍事拠点、空港、空軍基地が攻撃を受けている」としました。

この声明によれば、キエフのボリスポリ空港を含む数箇所の空港や軍事施設がロシア軍に攻撃されています。

また、ウクライナ軍は、ロシア軍の攻撃を撃退し、完全な応戦準備をとっており、状況を制御している、としています。

ウクライナ軍参謀本部はさらに、ロシア軍の空挺部隊が黒海に面するオデッサ港湾に降下したとする報道を否定しています。

また、ウクライナの国営通信が報じたところによりますと、ロシアが、ウクライナ東部ハルキウ州にある空軍基地をミサイル攻撃し、この基地から黒煙が空に上がっている、ということです。

こうした中、ロシア国防省は声明を出し、ロシア軍の航空機1機がウクライナ上空で撃墜されたとする一部の外国メディアの報道を否定しています。

ウクライナ東部のドネツクとルガンスクの両人民共和国からの報道によれば、これらの地域は全て、ウクライナ軍に砲撃されています。

ロシアのプーチン大統領は24日未明、ウクライナ東部ドンバス地域の住民を防衛する軍事作戦の開始を命令しました。

また、予想される流血の責任はウクライナ政府にあると警告しています。

 


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