国連が、ウクライナ戦争の結果・影響について警告

グテーレス国連事務総長が、ウクライナ戦争が世界74カ国・10億人以上に影響を及ぼすだろうとしました。

IRIB通信によりますと、グテーレス事務総長は5日火曜、国連安保理会合の開始に当たって「ロシアとウクライナの戦争は、12億人以上に影響を及ぼしている」と述べています。

また、「これら74の発展途上国の人々は、特に食糧やエネルギー、肥料の価格高騰の影響を受けやすい」としています。

さらに、「ウクライナでの戦争は、即刻停止される必要がある。我々は、国連憲章に基づき実施される和平に向けた本格的な協議を必要としている」としました。

グテーレス事務総長によりますと、ウクライナ戦争は国連憲章の上に成り立っている世界平和の構築や国際体制に入り込んでいる最大の問題の１つだということです。

グテーレス事務総長はまた、「ロシア・ウクライナ戦争の勃発を受け1000万人以上の避難民が大量発生したことは、第二次大戦以降で最もスピードの速い難民化の例」としました。

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