ネットフリックスの会員数、ここ10年で初の減少
4月 20, 2022 17:21 Asia/Tokyo
米動画配信サービス大手のネットフリックスは、今年の第1四半期で会員数が約20万人減少したことを明らかにしました。
CNNによりますと、ネットフリックスは19日火曜、今年の第1四半期の収益報告を発表しました。それによると、会員数は全世界でおよそ20万人減って、2億2160万人となりました。
また、利益も15億ドルで前年同期の17億ドルから減少しました。売り上げは前年同期比9.8%増の78億ドルでした。
同社は同期間で250万人の会員増を見込んでいましたが、今回の結果を受け、4~6月期も会員が200万人減少するとの見通しを示しました。
ネットフリックスの会員数が減少するのは10年ぶりのことです。
会員数が減少した理由として同社は、ロシアでの事業中止によるロシア会員70万人の喪失や、複数世帯でのアカウント共有などを挙げました。
また、今回の収益報告を受けて、ネットフリックスの株価は時間外取引で一時25%下落しました。