12月 06, 2016 17:29 Asia/Tokyo
  • 映画「ゼロから王座までの道のり」

先日、イランでドキュメンタリー映画祭が開催されました。イランでは、ドキュメンタリー映画というのは、普通の映画ほどの人気がありません。

私も最初はあまり気が進みませんでしたが、重い腰をあげて出かけて見ました。さて、映画館は多くの人だかりで、座り切れずに立ち見客が出るほどでした。上映時間は1時間半でしたが、私はこの間、一瞬たりとも目を離せないまま、映画にすっかり入り込んでしまいました。「ゼロから王座までの道のり」は、イランの辺境の村にある貧しい家庭に生まれながら、武術の世界チャンピオンになった3人姉妹の軌跡を描いたドキュメンタリーです。貧しさのどん底の中で、自分たちで工夫をしながら体を鍛え、イランだけでなく、世界のチャンピオンになりました。自分たちにとってお金を稼げる方法はスポーツしかないと思ったそうです。この映画を観て、“人間は何をするにも言い訳をしてはいけない”ということを強く学びました。

2016年12月6日 サーベリー