Pars Today
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、「わが国は、核合意をめぐる協議の決着と圧政的な制裁の解除に向け、最終的な歩みを踏み出す用意ができている」と語りました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、 EUのボレル外務・安全保障政策上級代表と、制裁解除を目指す核協議を中心とした、イランおよびEUの優先議題となっている重要問題について話し合いました。
イランとの核合意に関する国連安保理会議の参加者らが、米国に一方的な対イラン制裁の解除を求めると共に、イランに対しても核活動の削減を要請しました。
中国の耿爽国連次席大使が、核合意復活のための協議再開とアメリカによる対イラン制裁の解除を求めました。
中国外務省の汪文斌報道官は、イランが核協議で残る課題について誠意を示しているとして、アメリカがこれを前向きに評価し、核合意に可及的速やかに復帰するよう外交努力を求めました。
EUのボレル外務・安全保障政策上級代表が、「核合意は困難な状況にあるものの、それより良好な選択肢はない」と語りました。
JCPOA包括的共同行動計画(通称;核合意)におけるヨーロッパの責務実施不履行や米国の違法な離脱にもかかわらず、EU欧州連合はイランに対して、この合意に定められた義務の履行を促しました。
アイルランドのコーヴニー外相が、EU外相会合を前に、核合意の完全実施再開は全体の願うところであるとしました。
イランのアミールブドッラーヒヤーン外相が、EUのボレル外務安全保障政策上級代表と電話会談し、「制裁や干渉に対処する」と強調しました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、自国が協議の席を立つことはないと強調し、「我々には制裁を解除するために他の当事者らと協議する義務がある」と述べました。