アイルランド外相、「核合意の実施再開は全体の願い」
(last modified Mon, 12 Dec 2022 11:29:04 GMT )
12月 12, 2022 20:29 Asia/Tokyo
  • アイルランドのコーヴニー外相
    アイルランドのコーヴニー外相

アイルランドのコーヴニー外相が、EU外相会合を前に、核合意の完全実施再開は全体の願うところであるとしました。

イルナー通信によりますと、コーヴニー外相は12日月曜、記者団とのインタビューにおいて、「今日のEU諸国会合でイラン関連の議題のひとつに挙げられているのは、核合意の実施再開に関して最善の道を見つける試みだ」と述べました。

同外相は続けて、アメリカが核合意からの一方的に離脱し、さらにこの合意を瓦解させようと国際的な手段を用いて国連安保理決議2231号に違反し続けていることには言及せずに、「核合意の実施により、イランは確実に核兵器を獲得できなくなる」としました。

核合意をめぐる協議に参加する関係方面のほとんどは、この協議のより早い妥結を望んでいますが、最終的な合意成立には、いくつかの残された重要な問題に関するアメリカの政治的決定が待たれています。

オーストリア・ウィーンで行われた数ヶ月にわたる協議からは、アメリカ政府が国内問題やシオニスト政権イスラエルの圧力のために核合意復帰を決断できるだけの力を持たないことが証明されました。同国はこのような背景から、責任を他者に擦り付け、イランに対してまやかしの期限を切るといった戦術に出ています。

 


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