Pars Today
この記事では、イスラム法で許されている、いわゆるハラール食品を利用する必要性を初めとした、イスラムにおける食習慣に関する幾つかの点についてお話することにいたしましょう。
公正という理想の実現は、預言者を含めた歴史上の自由な人々および人類の改革者が皆求めてきた、最も重要な事柄のひとつでした。イランのイスラム革命も、社会の公正をスローガンに掲げ、コーランにある公正に基づいた社会の構築を目指していました。
ある研究者の話によると、人間は自分が何かしらの害悪を被った際には、神だけが物事の決定者であることに気づき、神に助けを求めるものの、順境にあって恵まれている状態においては、神以外の事物にも役割があると思い込み、あらゆる事象の関係や創造世界の管理が神の手だけに握られていることを忘れてしまうといいます。
イスラム教シーア派の第4代イマーム・サッジャードは、「お年寄りにはその年齢ゆえに敬意を払え。彼らには穏やかに接しよ。彼らの地位を上げよ」と説きました。
至高なる神は、人間が完全性に至る道を正しくたどれば、そこにすべての神の属性を見出すことができるものの、男性は神の属性のうち「偉大さ」をよりその中に見出しやすく、女性は「美しさ」をより見出しやすくなるよう創造されました。
イスラム教の聖典・コーランの見方では、この世はすべての存在が正義にもとづき、不正義の場所は存在しません。また、歴史上の預言者たちの目的のひとつも正義の実現でした。正当な場に存在するもの、権利を有するものに対しては、正義が実現されなければなりません。
母親というのは、どの宗教においても特別な地位にあります。誰もが母親という存在に敬意を表し、その偉大さを思い知ります。このことは、イスラム教においては特にそうです。
イスラム教では隣人の権利が非常に重視されており、近隣住民との正しい交流により、1つの地区の構成員の進歩成長にとって好ましく、かつ見事な環境が出来上がり、その結果として社会が形成されるとしています。
神が遣わした預言者たちは様々な困難を抱えていましたが、全体で見れば、人間をより高みに導くうえで大きな役割を果たしました。
シャアバーン月15日に当たる25日は、シーア派12代目イマーム・マハディの生誕日に当たります。